自分で遺産分割協議書を作る為の2つ条件とは?

遺産分割協議書の雛形を手に入れました。銀行預金、不動産、車等誰が何を相続するかイメージも固まってきました。 でも、次の2つの要件を満たしていないと、どんなによい遺産分割協議書の書式や文例があっても、相続登記や名義変更を完了させることは不可能です。

もちろん、遺産分割自体には期限や期日はありませんので、みんなが納得できるまでじっくり検討するに越した事はありません。

最低条件その1:「分割の内容に相続人全員が合意してること」

いきたいところが一致していれば簡単です♪

何度も申し上げているように、相続人全員が同意していなければどんなに頑張っても遺産分割協議書をつくることはできません。

 

 家族で外食する時、みんなそれぞれが行きたい場所が違ったら、同じ車に乗っても意味がないのと同じです。
要はみんなで行きたい場所を決めてから仲良くお出かけ♪ という訳ですね。

最低条件その2:「相続人が全員そろっているという証拠」(戸籍謄本)

もう一つは、「相続人が全員そろっているという証拠」(戸籍謄本)です。

 

これがそろっていないと、せっかく苦労して作った遺産分割協議書が「無効」になってしまうことがあります

折角ここまで頑張ったのに・・

例えば・・・

 

遺産分割協議書に基づいて配偶者(奥さん)と子供二人でそれぞれ不動産を一つづつ相続したものの、後になってお父さんに隠し子(認知済み)がいたことが分かってびっくり!

しかもその子供から相続分の請求をされてしまった為に、分割協議書は無効になって、登記をやり直し、不動産を売ってそこから支払わなければならなくなった・・

・・・・なんてことは、「全然めずらしくありません。」

 

隠し子のみならず、‘戦争で生き別れていた‘‘余り連絡を取る機会のなかった相続人がすでになくなっていたが、その人に子供がいる事は知らなかった‘etc よくある話です。

いずれにせよ、

不動産の相続登記の時には、被相続人の出生から死亡にいたるまでの過程が分かるように全ての戸籍謄本を取得しなくてはなりません。

そしてこの作業が最大の難関です。

   

引越し、結婚、離婚、の経歴をお持ちの方であれば、一番最近の戸籍謄本をもとに、以前の戸籍の保存されている役所に問い合わせ、そこから届いた戸籍を調べて、次の役所に問い合わせる。

これを繰り返していきます。

 

知り合いに頼むにも委任状が必要ですし、誰も知り合いのいない地方の役所から戸籍を取り寄せるとなるとこれまた大変なんです。

しかも、戸籍をさかのぼるにつれ、戸籍のスタイルも

 

横書き⇒縦書き⇒現代漢字⇒昔の漢字 

  

・・・・・と レイアウトと共に難しくなっていきます。

これに、平成、昭和、大正等に行われた戸籍の改正が加わると・・・(T_T)

ご自身で遺産分割協議書を作成される場合は、是非上記2点にくれぐれもご注意くださいね。

戸籍の収集方法もマニュアルにて解説しています♪↓

遺産分割協議書の雛形と記入例マニュアル

このページの先頭へ

「遺産分割協議書」と「相続登記」は書式を使って自分でトライ!雛型を使って自分で出来る相続手続きをお教えいたします。